宿泊業界の抱える3つの問題
労働者の離職率が高い
厚生労働省発表の産業別離職率調査によると、宿泊業界の離職率は30.0%と他を突出して高い。でも新規学卒者離職状況は、3年以内の離職率が49.7%(2015~2018年)と全業界の中でも極めて高い数字となっています。
訪日外国人の急激な増加への対応不足
JTB総合研究所の、コロナの影響が出る前に出したデータで見る訪日インバウンド市場トレンドの予測では、訪日旅行客の伸びは底堅く、年間8%近い成長が見込まれている。後手に回っている宿泊施設は多い。
英語・外国語スタッフの雇用が困難
中小旅館業の経営実態調査では、中小旅館経営における課題として、外国語のできる人材の雇用を挙げる企業が見受けられ、他方では外国訪日客の日本の宿泊業への要望として、外国語理解者の常備が挙げられている。(JTB 2020)
訪日外国人旅行者の数は年々増加しています
訪日外国人旅行者の推移訪日外国人旅行者の推移
外国人旅行者は、宿泊施設の外国語対応を求めている
訪日外国人旅行者が日本の宿泊施設に求めること
旅行客の30%近くは旅館に泊まりたい
旅館という日本特有の文化に、外国人は浸りたがっています。訪日旅行客が日本でしたこと
宿泊職種で受け入れ可能な施設の条件
下記の①~③のすべての条件を満たす宿泊施設における接客・衛生管理作業の実習を実施できます。
WIN国際の実習生の特徴
英語(又はタイ語)を話す
日本に来る旅行客の多くが英語を共通語として話すことが多いです。WIN国際では、独自の英語テスト(Tofu ibt 70程度)の合格者を面接することができます。フィリピン・ネパールの若者の多くは第二言語として英語を習得しています。近年増加しているタイ人旅行客に対しては、タイ語を母国語とする実習生も意欲が高いです。
過度な借金などがない
昨今報道などにあるような、ブローカーのような存在を排除し、法令を遵守した認可された送り出し機関とのみ提携しております。よって、実習生は不安なく実習に励むことができます。
技能を身に付ける意欲が高い
ネパール・フィリピン・タイは親日国としても近年有名です。実習生はみな、世界に名高い日本の宿泊業界で技能を身に付けることを切望しています。3年の実習を経て、自分の未来を変えようとする高い意欲を持っています。
Q. Project ESIAはどんな目的をもったプロジェクトですか?
A. 宿泊業界の抱える問題を解決し、実習生が日本宿泊業界の高い技能を身に付け、アジアの宿泊業界の未来の一員となることです。